Dr.てんのオプティマルヘルスをめざして

現代医療の役割とは

私がかつて大学病院を辞めたきっかけのひとつは、現代医療は根本治療に向かわない、と感じたからでした。

映画『はたらく細胞』を観てきました。みなさんは、『はたらく細胞』という漫画をご存知ですか？

最近、身近な方から「肩が痛い」という話をお聞きします。40代から50代にかけて、特に思い当たることもないのに急に肩が痛くなり、腕が上がらない、コートやジャケットを着るのが難しくなる。いわゆる四十肩、五十肩と言われるものが考えられます。

筋トレさえすれば、筋肉がつくと思われがちですが、やり方を間違うと、かえって筋肉が落ちてしまうことさえあります。いったい、どういうことでしょうか？

真夏の暑さの時期に活躍すると思われるホメオパシーのレメディのお話です。Belladonna（ベラドンナ）というレメディがあります。

そして、腸内環境を整えるためには腸内細菌だけではなく、腸そのものにも目を向けてみる必要があります。リーキーガット症候群という言葉をご存知でしょうか？

ちょっとしたことだけれど、普段の生活を整えることで症状はもっと改善できるんだろうと思いますが、それがなかなかできないんですね。

何か症状が出るというのは、なんらかの問題があるということを身体が訴えているサインなのです。サインを出すにしても、最初は小さいものを、身体にとってあまり重要ではないところから、つまり皮膚から出し始めます。

腸内細菌のことは、さまざまな形で目に触れるようになってきていますが、皮膚にも細菌がたくさんいることはご存知でしょうか？　それらは皮膚常在菌と呼ばれます。

以前から重症化にはサイトカインストームという免疫システムの暴走が関与しているということが言われてきましたが、このサイトカインストームと血栓との関係が分かってきたようです。