Year: 2020年

腸内環境を整える

そして、腸内環境を整えるためには腸内細菌だけではなく、腸そのものにも目を向けてみる必要があります。リーキーガット症候群という言葉をご存知でしょうか？

ちょっとしたことだけれど、普段の生活を整えることで症状はもっと改善できるんだろうと思いますが、それがなかなかできないんですね。

何か症状が出るというのは、なんらかの問題があるということを身体が訴えているサインなのです。サインを出すにしても、最初は小さいものを、身体にとってあまり重要ではないところから、つまり皮膚から出し始めます。

腸内細菌のことは、さまざまな形で目に触れるようになってきていますが、皮膚にも細菌がたくさんいることはご存知でしょうか？　それらは皮膚常在菌と呼ばれます。

以前から重症化にはサイトカインストームという免疫システムの暴走が関与しているということが言われてきましたが、このサイトカインストームと血栓との関係が分かってきたようです。

クリニックで患者さんのお話を伺っていると、睡眠をもっと大事にしてほしいなあと思うことがたくさんあります。具体的な例を挙げて、考えてみましょう。

この季節は、冷たいものの摂り過ぎや過度の冷房、薄着や運動不足により、身体の一部に「冷え」を起こしやすい季節でもあります。

コロナウイルス感染対策も大事ですが、体温が上がるような状況では、「密になることを極力避けたうえで適宜マスクを外す」という臨機応変な行動が非常に大事になってきます。そのうえで、熱中症になりにくい身体をつくる、ということも同時に考えていきましょう。

昔から「手当て」という言葉どおり、手を当てることで症状を和らげる方法があります。手のひらをそっと当てるだけで、痛みが和らぎ、気持ちが落ち着く。そんな経験をされたことがあるでしょう。

みなさんは、掃除が好きですか？私は、掃除が嫌いなわけではありません。掃除をしてきれいになった後の爽快感は好きですし、こまごましたものを整理整頓するのは結構好きです。