今年の目標や抱負は立てましたか?
何事にも、元気が必要ですよね。
体がだるいと、何をしようにも億劫になってしまいます。
栄養療法を取り入れた治療をされている
御川安仁先生の本が、昨年末に出版されました。
『体が勝手に元気になる だる消しスープ』
「体が重くて朝起きられない」
「だるくて何もする気がしない」
「この頃ずっと疲れがとれない」
こんな症状がある人にはうってつけの
簡単に作れるスープの作り方を紹介しています。
もちろん、ただのレシピ本ではなく、
なぜこのようなスープが必要なのか、
について、とても分かりやすく解説されています。
慢性的な「だるさ=疲れ」の原因には、
ほとんどの人に共通するものがあります。
それは「ミトコンドリア」。
ミトコンドリアとは、赤血球以外のほぼすべての細胞のなかにある
小器官で、エネルギーを効率よく生み出してくれる場所。
「健康」であるためには、このミトコンドリアで
いかに効率よくスムーズにエネルギーを作れるかに
かかっていると言っても過言ではありません。
ところが、このミトコンドリアは加齢とともに減少し、
機能が低下していってしまい、しつこい疲れを引き起こします。
したがって、ミトコンドリアを増やし、活性化することができれば、
体も心も元気になります。
そのために必要な栄養素を詰め込んだ
エネルギーいっぱいのスープが、
この本で紹介されている「だる消しスープ」です。
日本はミトコンドリアの研究では最先端なのだそうです。
この10年ほどで、ミトコンドリアと加齢に関する研究が進み、
がん、認知症、糖尿病など多くの疾患が、
ミトコンドリアの機能低下に起因しているという研究もあります。
「だる消しスープ」には、ミトコンドリアを活性化していくための
栄養素であるコエンザイムQ10やマグネシウムなどが
ギュッと詰め込まれています。
タンパク質も豊富なので、筋力の衰えをカバーしたり、
体内の毒素を出して胃腸を整えたりする効果もあります。
このスープに使われている材料は、スーパーで簡単に
揃えられるものばかりですし、作り方も簡単。
「だる消しスープ」の素を冷凍保存しておけば、
いつでもすぐに飲むことができます。
私も早速作ってみたのですが、ほんとに簡単で美味しくできます。
この本には基本のスープを使ったアレンジレシピが載っているので、
飽きずに続けられそうです。
今年は疲れ知らずの日々を過ごしたいと思います。