12月に入り、慌ただしい毎日をお過ごしかもしれませんね。
それに加え、年末年始は飲んだり食べたりの機会が増えます。
今年は新型コロナの流行で人が集まる機会は減るかもしれませんが、
年末年始の雰囲気の中では、
やはり食べ過ぎ飲みすぎの傾向になりがちでしょう。

そんなときに頼りになるホメオパシーのレメディがあります。

「ナックスヴォミカ」という
食べ過ぎ、飲み過ぎ、二日酔いの代表的なレメディです。

このレメディがよく合う人は、
野心的で上昇志向が強く、
常に何かに駆り立てられるように仕事をします。
いつも時間に追われてイライラしていて、怒りっぽく、
なかなかリラックスすることができません。

仕事をするのにコーヒーが必要で、
眠るのにアルコールが必要です。
そのほか、辛いスパイスやタバコなどの刺激物も欲しがります。

朝早くから頭が活発に働き始め、
夜明け前に目が覚めてしまいます。
そこから二度寝すると、ひどく気分が悪くなって
機嫌も悪くなってしまいます。

排便したくなっても実際には出ない。
排尿したいのになかなか出ない。
他にもゲップやクシャミ、嘔吐なども
出そうなのにうまく出せない、といった症状があります。

また、面白い症状として
「終わっていないような感覚」というのがあります。
自分を駆り立てて仕事をしていますと
いつまで経っても仕事が終わっていないような感覚に襲われます。

小さいお子さんを育てているお母さんたちも
次から次へとやることがあり、
そんな気分になってしまうかもしれませんね。
こうなるとリラックスすることができません。

特徴的な症状がいろいろありますが、
これらがどういう状態からくるのか、お分かりになりますか?

自律神経の交感神経の方が優位になってしまっている状態、
ということが言えると思います。

排便、排尿など、排泄の行為というのは、
副交感神経が優位にならないとうまくいきません。

ところが、常に自分を駆り立てて仕事をしていると
交感神経が優位になった状態から切り替えがうまくできなくなり
本来なら気持ちを緩めてリラックスしたいときにもできなくなります。
当然、睡眠もうまくとれなくなります。

また、胃腸の働き、つまり消化機能というのは
副交感神経が優位のリラックスした状態のときに
しっかり働いてくれます。

交感神経が優位になっているということは、
戦闘状態と同じですから、
食べている場合じゃありませんよね。

仕事に追われてイライラしていると胃の調子がおかしくなる、
というのは、そういうことです。

忙しい時期は、どうしてもこういう状態になりがちです。
それに加えて飲んだり食べたりする機会が増えると
胃腸が悲鳴を上げてしまいます。
そんな状況を救ってくれるのが
ナックスヴォミカ。

二日酔いにも使えますので、
これから増える飲食の機会に
ぜひ使ってみて、効果を実感していただきたいものです。