と言っても手術の話ではありません。

先日、タンパク質の重要性について書きました。

タンパク質の補給に欠かせないのが卵。

毎朝、卵焼きを作っています。中に入れるものでいろいろバリエーションができます。私のお気に入りは、しらす干しを入れるもの。使うスパイスでもバリエーションができますね。中途半端に残ったかつお節を入れたり、黒ゴマや青のりを入れたり、最近ではチアシードを入れてみたりしています。さいの目に切ったチーズを入れたり、ミックスベジタブルを入れたりもしますね。

朝、忙しいときは、ゆで卵の作り置きが便利。コンビニへ行けば、半熟ゆで卵が売っていますが、塩味がついていて、だんだん飽きてきてしまいます。いい卵を買って、自分でゆでて、おいしいお塩を振って食べるのがやっぱりおいしい。

でも、ゆで卵を自分で作ると、殻がうまく剥けなかったり、黄身が硬すぎたり柔らかすぎたり、上手に作るのはなかなか難しいものです。うまく作れるという方法をいろいろ試してみて、ようやく失敗なくできる方法を手にしました!

大事なのは、ゆでる2時間ほど前から卵を冷蔵庫から出して室温にしておくということ。そのうえで卵のお尻の部分に画びょうで穴を開けます。そして、沸騰したお湯に入れて7 分間ゆで、すぐに水で冷やします。

これで、失敗せずに、殻がとてもむきやすい、半熟ゆで卵が出来上がります!

「でも、卵を毎日食べるなんて、コレステロールが心配」という声も聞こえてきそうです。

実は、食べ物からのコレステロールは気にする必要がないのです。

なぜでしょう?

食事のコレステロールは、心筋梗塞など動脈硬化のリスクを高めるとして悪者扱いされ、以前は摂取が制限されていましたが、厚生労働省は2015年4月、「食事摂取基準」の改訂でコレステロールの基準を撤廃しました。「基準を設定するのに十分な科学的根拠が得られなかったため」だそうです。日本動脈硬化学会も同年5月に「食事で体内のコレステロール値は大きく変わらない」との声明を発表しています。

食事に含まれるコレステロールを制限すべきだとしていたのは、血中コレステロールに影響を与えると考えられていたためです。コレステロールを多く含む卵や鶏レバー、バター、エビ、イクラなどは悪者扱いされ、なかでも1個当たり200㎎を超えるのコレステロールを含む卵は「1日1個まで」という制限が常識のようになっていました。

でも、血中コレステロールの7~8割は体内で作られ、食事の影響は元々少ないのです。また、食事から多く摂れば体内で作る量が減らされ、逆に少なければ体内でたくさん作られるというように、血液中の量をコントロールする調整機能が備わっています。

ただし、LDLコレステロール値が高い人は従来通り摂取制限が推奨されています。いずれにしても、動脈硬化を防ぐには食事だけでなく、血圧や血糖値の管理、禁煙や運動など生活習慣全般の改善が大切であることは変わりません。

コレステロールを含む食品は動物性タンパク質や脂溶性ビタミンなどを含むものも多いのです。卵も良質のタンパク質ですし、黄身にはビタミンAが多く含まれます。高齢者では摂取量を制限すると低栄養になる可能性もあります。とはいえ、コレステロールなどの脂質は他の栄養素に比べてカロリーが高いので、当然のことながら食べ過ぎればカロリーオーバーになりますから、その点には注意が必要です。

食事のコレステロールを気にする必要はないのですが、脂質の質と量とには気をつけましょう。あぶらの摂り方で花粉症が軽くなる?!にも書きましたが、花粉症やアレルギーだけではなく、動脈硬化に関してもω-3脂肪酸などをバランス良く摂ることが大事です。また、動脈硬化の発症リスクはコレステロール値のみでなく、高血圧、糖尿病、喫煙など他の危険因子やこれまでの既往歴も考慮した総合的な管理が重要なのです。

コレステロールは悪者なのか?もぜひお読みください。