先月、ギックリ腰になりました。
重いものを持ったわけでもないのに、
突然、痙攣するような痛みに襲われたのです。

これまでにも、もっと軽いものは
経験したことがあったように思うのですが、
今回はさすがにつらかったです。

寝ていても、寝返りがまともに打てませんでした。
痛みが出た翌日、コロナでずっと会えなかった友人に
久しぶりに会う約束をしていたので
何とか頑張って会いに行こうと思いました。

「ケガにはアルニカ」のアルニカを摂り、
「ホメオパシーのアスピリン」と呼ばれるマグ・フォスを摂り、
痙攣が強いときは、ナクス・ヴォミカを摂りました。

出かけるときの緊急用に
漢方薬の芍薬甘草湯も摂ってみました。
芍薬甘草湯は、こむら返りのときにもよく使われる
痙攣的な痛みによく効く漢方薬です。

この芍薬甘草湯を飲んでみて感じたことは、
確かに効いてくれるのですが、
時間が経つと、また元に戻るということです。

ホメオパシーのレメディを、そのときの状況に応じて
摂ってみたときの感じとしては、
1種類のレメディを摂ると、ある程度改善するが、
それ以上良くならない。

そこで、次に必要なレメディを摂ると、
さらに改善する、というように、
元に戻るのではなく、少しずつ前進しているのを実感しました。

ギックリ腰に突然なって、原因はよく分かりませんが、
よくよく振り返ってみると、
椅子に座っているときの姿勢が悪かったようにも思います。
以前も、同じような姿勢が続いたときに同様の症状になりました。

座っているときは、坐骨の上にまっすぐ
上半身の体重を載せないといけないのですが、
気を抜くと、背もたれにもたれかかってしまい、
どうしても骨盤の傾きが後ろに倒れる形になりがちです。

もうひとつは、週に2,3回バレエのレッスンをずっと続けていたのですが
旅行などで出かける用事が続き、10日以上、レッスンのない日が続いた後に
いきなりレッスンをした、というのもありました。

今年の前半には、「いきなり!ホメオパシー 腰痛編」という
セミナーを開催しましたが、本格的なギックリ腰を実際に経験してみて
本当につらいものだと分かりました。

ただ、セミナーでお話ししたようなことを実践することで、
鎮痛剤や湿布薬を使うことなく、
2週間ほどで普通の生活に戻ることができました。