写真は何の芽でしょう?(答えは本文中にあります)

さて、子どものころ、私の家には割と広い庭があって、
いろんなものを育てていました。
実のなる木もあって、アンズやスモモがたくさんなると
ジャムを作ったりしました。

畑ではイチゴを作っていたこともあり
運動会のときに、家で取れたイチゴが
お弁当に入っていたのを覚えています。

キャベツを育てていたこともあって、
そこで葉っぱを食べていたアオムシが
蝶になるまで観察をした記憶もあります。

私の娘と息子はもう大きくなってしまったのですが、
小さいころから二人とも野菜が嫌いでした。
そして、それぞれが異なるものが嫌いなので
食事に出せる野菜というのが、とても限られてしまいました。

娘は、根菜類とキノコは好きなのに、葉っぱものがダメ。
葉っぱもののなかでも、緑が濃いものは大丈夫。
ニラとか、ほうれん草の緑が濃いところは大丈夫。
おまけに果物も嫌いでした。

息子は、大根が嫌い。
そのほかの野菜も、ほとんど嫌い。
ミニトマトは食べられる。

こんな調子なので、おいしい野菜を使った料理というのを
なかなか作ることができませんでした。
当時はかなり広い庭があったのに
野菜をつくる張り合いもありませんでした。

そんな子どもたちも大きくなり
少しずつ食べられるものも増えてきました。

新型コロナによる自粛生活で家にいる時間が増え
ベランダで野菜を育てたい、と思うようになりましたが
昨年は引っ越しがあって落ち着いて育てることができませんでした。

今年になってようやくベランダのプランターで
少しずつ野菜を育てるようになりました。

最初はハツカダイコン。
ところが、種を蒔くのが遅すぎて
寒くなりすぎ、ハツカダイコンとは名ばかり、
数か月かかっても大きくなりませんでした。

春になって暖かくなった途端、ハツカダイコンが
ぐんぐん大きくなりました。
私はハツカダイコンの漬物が大好きです。

でも、息子の大根嫌いは健在で、
一向に食べようとはしません。
ところが、ぬか漬けのキュウリは喜んで食べています。

そこで、キュウリを育てることにしました。
冒頭の写真は、そのキュウリが芽を出したところです。
小学校のころに学校で育てたことがあるような気がしますが
意外にもしっかりした芽なので、ちょっと驚きました。

ミニトマトは普通に食べているので
育てようと思い、水をやるだけで育てられる
「めちゃ楽トマト栽培セット」
というのを買ってみました。

本当に水をやるだけでいいので、
その名の通り、めちゃめちゃ楽です。
今では小さい青いトマトが4つついています。

そのほか、育てているものは、万能ネギ。
毎日食べている納豆に入れたところ
とてもおいしかったので、思いのほか息子が喜びました。

ベビーリーフも育てていますが、
残念ながら、息子は好きではないとのことで
マヨネーズのベビーリーフ添えのようにして
食べています。

そんな野菜嫌いの息子ですが
最近、緩いダイエットに挑戦中。
その一環で、1日プチファスティングにも
週に1回程度挑戦するようになりました。

ファスティング自体はあまり苦にならないようなのですが
翌日のお通じがあまりに快適だったらしく、
感激していました。

野菜を育てるのと同時に、
生ゴミコンポストも使うようになりました。
生ゴミが堆肥になるわけです。

生ゴミを堆肥にし、家で野菜を育てて
ぬか漬けにして食べる。
ちょっとしたファスティングも併せて腸活です。

畑仕事をするところまではいきませんが
ほんの少しだけ自然に触れる生活ができていて
野菜たちの日々の変化に喜びを感じています。